行動規範

我々、慶應義塾大学医学部学生は、今回の新型コロナウイルス流行を鑑み、
以下に示す行動規範を定めました。
私たちは医学生として、他の模範となるべく行動し、
一致団結してこの危機を乗り越える決意をここに示します。

感染症の特徴を正しく理解し、
自分の行動が人の命に直結するという危機感を持って行動すること

我々自身の教育の機会の死守に全力を尽くすこと

不安の中で起こる差別・偏見から感染者や接触者を守ること

議論の経緯

「感染症の特徴を正しく理解し、自分の行動が人の命に直結するという危機感を持って行動すること」

 感染症に対処するためには、どのような状況がリスクとなりうるかなども含め、感染症の特徴を正しく理解する必要があることは言うまでもありません。また、学生の中でも医学生という、医療現場に近い存在として、特に同世代の模範となるべく、高い危機感をもって行動することを定めるものです。

「我々自身の教育の機会の死守に全力を尽くすこと」

 現時点において大学病院での感染者発生により病院機能が大幅に損なわれており、我々自身の教育の機会さえ保障される状況ではなくなっています。特に臨床実習は患者さんの協力のもとで成り立っているものであり、我々自身が感染を防御することで、患者さんに安心してご協力いただけるようにする必要があります。学生自身が積極的に知恵を絞り、教育の機会を守っていくための行動をとります。

「不安の中で起こる差別・偏見から感染者や接触者を守ること」

 今回の感染症は未知な部分が多いこと、感染者や接触者は周囲の社会生活に少なからず影響することなどから、特に差別・偏見の対象になりやすい性質を持っています。その中で、自分自身が差別・偏見を行わないというのはもちろんのこと、感染者や接触者を差別・偏見から守る行動をとらなくてはいけません。